これだけは必須!ECサイトで売上をアップする方法
2022年07月27日ECサイトでの売り上げをアップさせたい!
たくさんのお客さんにECサイトに訪れてもらいたい!
ECサイトの運用にあたって集客や売り上げをアップさせたいのは当然だと思います。
しかし、具体的にはどのような方法・対策を行えば良いのかわからない!という方は多いのではないのでしょうか。
今回は、ECサイトでの売り上げをアップさせるために必要なテクニックを紹介します。
ユーザーの目線に立てるサイトを作ろう
ユーザーの目線に立ってサイトの構築や運営をしていくことは、ECサイトを運営するにあたって最も重要な項目です。
「ユーザーが見ていたくなるようなサイト作り」「思わず購入したくなる製品紹介」「安心安全な決済サービス」「お得感満載のキャンペーン」など、ユーザーが見ていて、購入しようとする場合に目に止まってついつい購入ボタンに手を伸ばしてしまうようなサイト作りをしなければなりません。
ECに関わらず、実際の店舗においても「他の店舗と比べてどこが売りなのか」「他の製品とどう差別化するのか」などのその店舗独自の強みを活かさなければ、売り上げはアップしにくいでしょう。
ユーザーが訪れて、購入に促すためにはどのような工夫が必要なのでしょうか。
ECサイトの売り上げを伸ばすために必要なこと3選
ECサイトの売り上げアップのためには、どのような工夫をすれば良いのでしょうか。
見やすいサイトデザインにしよう
サイトのデザインを見やすくすることはECサイトの運営において必須であるといえます。
すっきりとしたデザインで、「探している商品はどこにあるのか」「商品紹介や詳細についての記載がしてあるか」「購入にはどのような手続きを行えば良いのか」など、ユーザーがサイトを訪れてから購入までの流れをスムーズに行えるようにデザインしなければいけません。
サイトのデザインは商品の紹介から購入までの流れをユーザー目線に立ち、わかりやすいものにしておきましょう。
サイト分析をしてどんな人たちがサイトに訪れているか知ろう
Googleアナリティクスを使えばサイトを訪れる人はどのような方法でサイトに流れ着いて、どのコンテンツを閲覧し、どのようにサイトから離脱していくのかを調べることができます。
サイトに訪れる人やどのコンテンツが人気なのかを知り、改善していくことでECサイトの売り上げもアップします。
Googleアナリティクスは無料で使用することができ、誰でも簡単にサイトを分析することができます。
Googleアナリティクスでできることは
- 今現在何人の人がサイトを訪れているか知ることができる
- サイトを訪れた人がどのコンテンツを見たのか、どれくらいの時間見たのか知ることができる
- ユーザーがどこからサイトに流れ着いたのか知ることができる
- ユーザーがサイト内でどのようにサイトを閲覧したのか知ることができる
- 「コンバージョン」を設定すれば購買率や客単価を知ることができる
Googleアナリティクスを利用し、ECサイトに訪れる人達の分析や、購買率を把握することで、サイトの方向性や売り上げアップのための施策結果を簡単にみることができます。
サイトを利用する人のターゲットを絞ろう
ECサイトを運営する上でターゲットを絞ることは売り上げを伸ばすために重要です。
商品を購入する人を想定した「ペルソナ」を設定しておきましょう。
ペルソナとは、商品を購入することを想定したユーザー層のことをいいます。
例えば、化粧品を販売しているサイトにおいては、その化粧品はどの年代のどんな肌の悩みを解消できるのか、その化粧品を買うことによるメリットにはどのようなものがあるのかが詳しくわかれば、購買率は上昇します。
どのユーザーに対してどのようなアプローチができるかを想定して、ターゲットを絞ったサイト運営をすると良いでしょう。
ECサイトの売り上げをアップさせるツール・テクニック3選
ECサイトでの売り上げを伸ばすためには、外部の広告の利用や簡単な決済システムなどのツールや検索上位に上がるためのSEO対策など、さまざまなものがあります。
ここでは、ECサイトの売り上げを伸ばすためのツールや手法3選を紹介します。
WEB広告を活用しよう
WEBで広告を活用することで、ユーザーがサイトに訪れる回数を増やし、購入につなげることができます。
認知拡大や購入など、目的に応じた広告を選ぶことが売上アップにつながります。
WEBを利用した広告には種類があり、
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- 動画広告
と3種類に分類されます。
それぞれの特徴やメリットデメリットを見ていきましょう。
リスティング広告の場合
リスティング広告は、広告の内容のキーワードと広告文を設定し、それに関連したキーワードをユーザーがGoogleなどで検索した時に、検索の上位に広告元のサイトが上位表示される仕組みになっています。
メリット
ユーザーが設定したキーワードに基づいて広告が表示されるため、興味のあるユーザーや購買意識の高いユーザーを引き込むことができます。
デメリット
広告文の文字は限られており、画像も広告に入れることができないため、一見検索上位に上がっているだけの見た目の広告となってしまうので、他の広告や検索結果と差別化することができないのが残念なポイントです。
ディスプレイ広告の場合
サイトを閲覧しているときに、サイトの左側や右側、記事の途中などで違うサイトの広告のバナーの画像を見かけることがあります。
バナーの画像をクリックすると、広告元のサイトに飛ぶリンクが入っており、これをディスプレイ広告といいます。
メリット
リスティング広告が目的を持ったユーザーを引き込むための広告であることに対して、ディスプレイ広告は潜在的な顧客を引き込むことができます。
サイトの存在をより広く、多くの人に見てもらうために活用することができる広告であるといえます。
また、Google広告には「レスポンシブディスプレイ広告」という広告もあり、ユーザーが過去に検索したジャンルや類似のサイトを機械学習し、ユーザーが興味のある関連性の高い広告を掲載する機能があります。
デメリット
ディスプレイ広告は、広く多くのユーザーが広告の対象になるため、サイトに興味のない人にも広告が掲載されてしまいます。
よって、リスティング広告と比べると、サイトを訪れた後の離脱率やサイトの閲覧時間も少なくなりがちなのがデメリットとして挙げられます。
動画広告
動画広告では、例としてYouTubeの動画広告が挙げられます。
YouTubeの動画広告は動画の再生前と再生中に広告として映像が流れます。
YouTubeの動画広告は大きく分けて2種類あり、
- スキップ可能なインストリーム広告
- スキップできない6秒間のバンパー広告
に分類されます。
スキップ可能なインストリーム広告は、広告動画の再生が始まってから5秒たてば広告をスキップすることができます。
興味を持ってもらえれば、広告を最後まで見てもらうことができ、より広告の内容を詳しく知ってもらうことができます。
スキップできないバンパー広告の場合、6秒間スキップのできない広告が再生されます。
短い時間でより広告の印象を短く強く植え付けることができ、認知度やブランドイメージの向上に繋げることができます。
SEO対策を行おう
広告を利用せずにユーザーをサイトに引き込むためにSEO対策というものがあります。
SEOとは「Search Engine Optimazation」の略です。日本語で「検索エンジンの最適化」という意味を持ちます。
SEO対策とは、関連するキーワードを使ってGoogleの検索上位に上がるための手法で、内容にはさまざまなものがあります。
SEO対策には内部施策や外部施策、専門性の高さやサイトの内容の容量など、さまざまな要件があります。
Googleの検索エンジンに引っかかりやすい内容のサイトやキーワードを狙うことでECサイトの売り上げをアップさせることができます。
SEO対策を施したら、Googleアナリティクスでサイトの訪問数やどの経路でサイトに訪れたかなどを確認することで、対策の結果を知ることができます。
対策を行なった結果を考慮してサイトの構成を変えたり、よりユーザーに寄り添えるサイト運営を行いましょう。
便利な決済サービスを活用しよう
ユーザーが商品を購入しようと取引画面に辿り着いても、新たに支払い方法を追加したり、決済システムの信憑性が薄いと考えてしまうと支払いをためらって購入をやめてしまう「カゴ落ち」を起こしてしまいます。
決済には、なるべくシンプルで信憑性の高いシステムを利用しましょう。
大手のECサイトの決済システムを利用できるシステムや、多くの人からの認知がある決済システムをECサイトに導入しておけば、ユーザーも安心して商品を購入することができるので検討してみましょう。
これらのシステムには、決済の方法も簡単であることが多いことから、カゴ落ちによる商品をためらうことを防ぐこともできます。
EC決済システムの有名どころでは、Amazon Pay、楽天Pay、LINE Payなど、種類も豊富にあるので、サービスや利用手数料を考慮してベストな選択をすることをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はECサイトの売り上げをアップさせるために必要な項目と、導入すると売り上げがアップするようなツールについて解説しました。
ECサイトの売り上げをアップさせるためには、ユーザー目線と運営者が何をターゲットとすることが求められるのか、どのようなツールを使用し、売り上げを伸ばしていくことができるのかを説明しました。
近年ECサイトの需要は大きく飛躍しており、これからも多くの人がECサイトを利用した買い物を利用し続けるので、今回の記事がECサイトの運営者にとっての一助になれたのなら嬉しい限りです。