【CV改善】事業者・ユーザーがAmazon Payを利用するメリットと注意点
2022年08月25日弊社ではAmazon Payの導入を容易にするWelcartプラグインを提供しています。
ECサイト事業者の方の中にはAmazon Payの導入が簡単にできるWelcartが気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、Welcartを使ってAmazon Payを導入すると事業者側・ユーザー側にどのようなメリットがあるのか、注意点とあわせて紹介します。
この記事を読んで、Amazon Payについて理解を深めていきましょう。
Amazon Pay とは
Amazon Payとは、大手ショッピングサイトであるAmazonが提供している電子決済サービスで、日本では2015年9月に提供が開始されました。
2021年現在、Amazon Payを導入している事業者数は1万社以上となり、多くの決済シーンで目にすることが多いです。
Amazonでアカウントを作成し、クレジットカードの情報を登録していれば、Amazon以外のECサイトでもその情報を利用することが可能で、簡単・安全に買い物を楽しむことができます。
EC事業者・ユーザーがAmazon Payを利用するメリット
Welcartを用いたAmazon Payを利用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
EC事業者・ユーザー側どちらにもメリットがあるので、2つの視点でそれぞれ解説をしていきます。
Amazon Payの3つのメリット〜EC事業者編〜
ECサイトを運営する事業者にとって、Amazon Payを利用するメリットはコンバージョン率アップと導入のしやすさです。
細かく3つのメリットに分けることができるので、それぞれ詳しくみていきましょう。
1. 購入途中の離脱を防止できる
メリットの1つ目は、購入途中の離脱防止ができる点です。
ECサイトを利用して購入しようとする際、以下のような問題に直面するとユーザーの離脱率は高くなります。
- クレジットカード情報を登録するのに抵抗がある
- サイト毎に個人情報を登録するのが不安
- 氏名・住所などの入力をするのが面倒
- 情報を入力してもエラーで最初からやり直し
Amazon Payを使えば以上の悩みを解消し、最短2クリックで買い物が完了できます。
Amazon Payを導入することで、よりユーザーが買い物をしやすくなるからこそ、購入途中の離脱を防いでコンバージョンを高めることができるのです。
2. 新規顧客の獲得が可能
メリット2つ目は新規顧客の獲得が可能な点です。
Amazon Payを利用するユーザーが増え、自社のECサイトの顧客の増加を見込むことができます。
さらに、ユーザーは購入時にAmazonアカウントの情報を利用してECサイトへ会員登録が可能です。
新規顧客の獲得もスムーズにできるためユーザーのリピート率も高まり、継続的なコンバージョンの増加に期待ができます。
3. 初期費用ゼロで導入しやすい
Amazon Payを利用するメリット3つ目は「初期費用ゼロ」で導入できる点です。
WelcartでAmazon Payを導入する際に不安な点は、「初期費用がどのくらいかかるのか」ではないでしょうか。
多くの事業者の方の要望にお応えして、弊社では初期費用をゼロにしてWelcartプラグインを提供しています。
そのため、ECサイトにAmazon Payを導入しやすく、運営の手間になることもほとんどありません。
2ヶ月目以降から 月額費用5,500円 + Amazon Payで発生する決済手数料 がかかります。
決済手数料については
- デジタルコンテンツ・・・4.5%
- 物理的商品やサービスなどのデジタルコンテンツ以外・・・3.9%
となっていますので覚えておいてください。
Amazon Payの3つのメリット〜ユーザー編〜
Amazon Payはとにかく簡単かつ安全な点がユーザーにとっては大きなメリットです。
ユーザーには3つのメリットがあるため、それぞれ詳しく解説します。
1. ID・パスワードの管理がしやすい
Amazon Payの1つ目のメリットはID・パスワードの管理のしやすさです。
本来ならサイト毎にID・パスワードをいちいち入力しなくてはいけませんが、Amazon PayならAmazonアカウント1つ所持しておくだけなので、非常に管理がしやすいです。
そのため、Amazon PayならサイトのID・パスワードを忘れたので、改めてパスワード変更やID再発行の手続きをするといった面倒な行為は必要ありません。
2. 決済がしやすく収支の一元管理可能
Amazon Payの2つ目のメリットは決済がしやすく収支の一元管理がしやすい点です。
Amazon Payでは最短2タップで決済が可能で、通常の購入と比べると驚くほど決済がしやすいのがわかります。
決済は全てAmazon Payに登録されたクレジットカードで行いますので、一元管理もできて収支の管理がしやすいです。
3. 高い安全性で情報漏洩リスクから守る
Amazon Payの3つ目のメリットは高い安全性です。
- サイト毎にクレジットカード情報入力不要
- 会員登録不要で個人情報を守る
- Amazonの高セキュリティによって情報漏洩リスクを守る
以上の3点から、Amazon Payの安全性の高さに信頼ができます。
クレジットカードの不正利用を心配する方も多いです。
より安全性を考えた決済サービスを利用したいならAmazon Payはぜひ検討すべきでしょう。
EC事業者・ユーザーがAmazon Payを利用する上での注意点
Amazon Payを利用するのはメリットだけではありません。
ここでは、Amazon Pay利用の注意点について触れていきます。
Amazon Payの2つの注意点〜EC事業者編〜
Welcartを用いたAmazon Payの導入には2つの注意点があります。
では、それぞれどのような点なのかみていきましょう。
1.月額利用料・決済手数料がかかる
Amazon Payの1つ目の注意点は月額利用料・決済手数料がかかる点です。
WelcartでAmazon Payを導入した初月は無料で利用できますが、2ヶ月目以降から5,500円の月額利用料が発生します。
どうしてもコストが発生してしまう分、Amazon Payの導入がしやすい点やAmazon Payのメリットを最大限受けられますが、ランニングコストとして継続していけるかどうかをしっかりとご検討くださいね。
2. Amazonがルール変更をしたら従わなくてはいけない
Amazon Pay2つ目の注意点はAmazonのルール変更に従わなくてはいけない点です。
Amazon PayはAmazonが運営している決済サービスなので、ルール変更をした際にECサイト事業・ユーザーに不利益なことがあっても従わなくてはいけません。
例えばAmazon Payの導入後、現在は決済手数料のみですが、今後初期費用や月額利用料が発生する可能性もあります。
Amazonのルール変更は常に意識しておき、いつでも対応できるようにしておきましょう。
ちなみにAmazon Payの導入を検討しているなら、決済手数料のみの今がチャンスですね。
Amazon Payの3つの注意点〜ユーザー編〜
Amazon Payはユーザーの方が注意点は多いです。
では続いて、ユーザー側がAmazon Payを利用する際の注意点についてみていきましょう。
1. Amazonの会員情報にクレジットカード情報がなければ決済できない
ユーザーがAmazon Payを利用する際の注意点1つ目はAmazonでのクレジットカード情報の登録が必須な点です。
使えるクレジットカードは以下の通りです。
- Visa、MasterCard、American Express、JCB、Diners Club
ユーザーはAmazonアカウントの登録画面でクレジットカード情報を登録すれば、Amazon Payで支払いが可能になります。
2. Amazonポイントは付与されない
Amazon Payの注意点2つ目はAmazonポイントが付与されない点です。
Welcartを用いたAmazon Payの利用は、ECサイト・クレジットカードのポイントが付与され、Amazonポイントは付与されません。
ただし、「Amazon Mastercard」を利用すれば、クレジットカードからAmazonポイントが貯まるのでおすすめです。
お得に買い物をしたい方はAmazon Mastercardも事前に申し込んでおくといいでしょう。
3. 注文キャンセル・返金は店舗に問い合わせる
Amazon Payの3つ目の注意点は注文キャンセル・返金は店舗に問い合わせる必要がある点です。
一度Amazon Payで決済を実行すると取り消しができません。
もし、購入間違いや返金を希望する場合は、直接購入店舗に問い合わせましょう。
まとめ
今回はWelcartを用いたAmazon Payのメリット・注意点について解説しました。
Welcartを用いたAmazon Payの導入にはECサイト事業者・ユーザーどちらにもメリットがあります。
コンバージョン率に悩んでいる方、ECサイトで簡易決済の導入をしたい方がいれば、ぜひAmazon Payをご検討ください。